2026.07.01

MariaDB

MariaDB MaxScale 25.10.3 GAリリース(リリース日:2026年6月15日)

新パッケージ

MaxScale 25.10.3は、メンテナンスリリースではありますが、いくつかの重要な新機能が導入されています。これらの機能は、既存パッケージの依存関係を変更しないよう、個別のパッケージとして提供されます。

maxscale-exasol

Exasol Analytics Engineへのリクエストのルーティングが可能なMaxScaleルーターであるexasolrouterが含まれています。

maxscale-maxctrl2

maxctrlの再実装が含まれています。maxctrlとの主な違いは以下の通りです。

  • C++で実装されているため、Node.jsへの依存はもうありません。
  • タブ補完機能が提供されており、これにより対話的な使用が大幅に簡素化されます。

それ以外については、maxctrlと機能的に同等となるようにしています。

新機能

  • MXS-6596:ASCIIでの表形式出力(バージョン25.10.3-2、maxscale-maxctrl2関連)
  • MXS-6594:--tsvを使用する場合にテーブルヘッダーを表示(バージョン25.10.3-2、maxscale-maxctrl2関連)
  • MXS-6284:diffルーターでのプリペアドステートメントのサポート
  • MXS-6261:Exasol CDCがクラッシュリカバリ用にGTIDをExasolへ書き込む
  • MXS-6260:Exasol CDCによるGTIDの書き込み
  • MXS-6259:ExasolルーターパッケージにPythonおよびsqlglotの依存関係を含め、ランタイムを実装する
  • MXS-6258:独自パッケージとしてのExasolルーター
  • MXS-6257:Exasol CDCがデータ型変換を処理する
  • MXS-6256:Exasol CDCがテーブルを作成する
  • MXS-6251:MaxScaleにExasol ODBCコネクタをバンドルする
  • MXS-6221 キャッシュストレージとしてのGridgain
  • MXS-6094:binlogrouterに接続されているスレーブホストを取得するためのmaxctrlまたはREST APIコマンド
  • MXS-4553:maxctrlの書き直し

バグ修正

  • MXS-6606:mxq::ODCB::disconnect()が誤った順序でハンドルを切断・解放する(バージョン 25.10.3-2、maxscale-exasolに関連)
  • MXS-6579:X-HTTP-Method-Overrideヘッダーを使用すると、一般ユーザーが管理者操作を実行できる
  • MXS-6576:Exasolルーターに対するSysbenchテストが失敗する(バージョン25.10.3-2、maxScale-Exasol関連)
  • MXS-6566:lower_case_table_namesがkafkacdcのレプリケーションを中断する
  • MXS-6564:trace_file_dirが不適切な権限でディレクトリを作成する
  • MXS-6563:トランザクション後にサーバーが停止した場合、接続が予期せず切断される
  • MXS-6536:設定同期のパフォーマンス低下
  • MXS-6508:COM_RESET_CONNECTIONがセッションコマンド履歴をクリアしない
  • MXS-6494:起動時の'Need DNS lookup'ステータスとIPアドレスの混同
  • MXS-6463:協調監視では、サーバーの応答が遅い場合、排他ロックが失われる可能性がある
  • MXS-6462:MaxScale 25では、'type=basic'のユーザーは'maxctrl list users'コマンドを実行できない
  • MXS-6461:causal_reads=universalは、GTIDリスト内の最初のGTIDドメインのみを使用する
  • MXS-6420:スレッドモデル thread_specificで共有ストレージを使用すると、クラッシュが発生する
  • MXS-6392:一括処理の結果が期待通りにならない
  • MXS-6381:特定のアプリケーションからのSSL操作が失敗する
  • MXS-6374:MariaDB Monitorは、実行時に変更を行う場合、その設定を適切に検証しない
  • MXS-6367:session_traceは、有効な場合、常に1に設定される
  • MXS-6366:データベース設定テーブルに非推奨のオプションが含まれている場合、アップグレード時にMaxScaleが起動に失敗する
  • MXS-6365:event_authentication_failure_level=LOG_EMERGが認証失敗時にログを出力しない
  • MXS-6305:HTTPSが使用される場合、REST APIはStrict-Transport-Securityヘッダーを送信する必要がある
  • MXS-6304:認証失敗時のレスポンスにContent-Typeヘッダーがない
  • MXS-6301:SUSE Linux SLES 15において、MaxScaleを25.10にアップグレードしても旧バージョンのパッケージが削除されない
  • MXS-6291:event.authentication_failure.levelに関する非推奨警告の設定名が誤っている
  • MXS-6283:パーティションDDL(Truncate/Add Partition)実行中のReplicatorでのMaxScaleクラッシュ(シグナル6)
  • MXS-6281:log_data=commandのヘッダーが出力されない
  • MXS-6280:空のクエリ配列を指定して maxvisualize を実行するとエラーが発生する
  • MXS-6265:Reset-Replication用にmaxctrl callコマンドを実行した時、タイムアウトエラーが発生していますが、操作自体は成功しています。
  • MXS-6238:クラスター設定の同期 - アクティブ/パッシブの同期は行わない

既知の問題と制限

このバージョンのMaxScaleには、いくつかの制限事項や既知の問題があります。詳細については、制限事項に関するドキュメントをご参照ください。

パッケージング

サポートされているLinuxディストリビューション向けに、RPMパッケージとDebianパッケージが提供されています。


MariaDB MaxScale 25.10.3 リリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/docs/release-notes/maxscale/25.10/25.10.3


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