
高速リアルタイム分析基盤「ClickHouse」の導入・構築を支援
ClickHouseは、大規模データに対する高速な集計・分析処理を実現する、カラム指向の分析データベースです。 リアルタイム分析から大規模ログ処理、AI時代のデータ基盤まで幅広い用途で採用されており、世界中の企業で活用が進んでいます。
当社は、国内初のClickHouse社パートナー企業として、ClickHouseを活用した高速リアルタイム分析基盤の導入・構築を支援します。
ClickHouseとは
ClickHouseは、オンライン分析処理(OLAP)に特化して設計されたカラム指向データベースです。 もともとロシアの大手IT企業Yandexにおいて、Web分析基盤(Yandex.Metrica)のために開発され、2016年にオープンソース化されました。
現在はClickHouse社によって商用展開・クラウドサービス(ClickHouse Cloud)が提供されており、リアルタイムデータ処理基盤として進化を続けています。
なぜ今ClickHouseが選ばれているのか
従来のDWHや分析基盤では、以下の課題が顕在化しています。
- データ量の増加によりクエリが遅延する
- リアルタイム分析への対応が難しい
- AI・機械学習用途での高速な反復処理に追従できない
ClickHouseはこれらの課題に対し、「高速・スケーラブル・リアルタイム」という軸で設計されています。
特に近年は、AIアプリケーションやエージェントが大量かつ高頻度にクエリを発行するようになり、従来型のデータ基盤では性能が不足するケースが増えています。ClickHouseはこのようなワークロードを前提に設計されたデータ基盤として位置づけられています。
他の分析基盤との違い
ClickHouseは、一般的なクラウドDWHや他のOLAPエンジンと比較して、以下のような特性を持ちます。
リアルタイム性能
- 継続的に発生するログ・イベントデータの取り込みと、高頻度な集計クエリに対応
- ストリーミングデータを低レイテンシで分析可能
コスト効率
- 高い圧縮率と効率的なスキャンにより、I/Oコストを削減
- シンプルなアーキテクチャで運用コストを抑制
SQL互換と柔軟性
- SQLベースで利用可能(JOIN・ウィンドウ関数対応)
- BIツールや既存分析環境との統合が容易
オープン性と選択肢
- オープンソースとしてオンプレミス構築可能
- フルマネージドなClickHouse Cloudも選択可能
採用事例・利用シーン
ClickHouseは、以下のような企業・用途で広く採用されています。
- Web・アプリのアクセスログ分析
- ユーザー行動データのリアルタイム分析
- オブザーバビリティ(ログ・メトリクス分析)
- 広告・マーケティングデータの高速集計
- IoT・センサーデータ分析
- BIダッシュボード基盤
Sony、Tesla、Lyft、Instacartなどのグローバル企業でも採用されており、大規模かつ高負荷な分析基盤として実績があります。
ClickHouseで解決できる課題
大量データの集計処理が遅い

ClickHouseは列指向ストレージを採用しており、集計対象となる列のみを読み込む構造を持ちます。さらに圧縮とデータスキップインデックスにより読み込むデータ量を削減し、クエリはマルチコアで並列実行されるため、大規模データに対する集計処理時間を短縮できます。
ログ・イベントデータを継続的に分析したい

Kafkaなどのストリーミング基盤と連携し、継続的にデータを取り込みながらクエリを実行できます。取り込んだデータは即座に分析対象となり、ダッシュボードやモニタリング用途において低レイテンシな集計処理を実行できます。
業務DBに分析負荷が集中している

分析用データをClickHouseに連携し、集計処理を分離することで、トランザクション処理と分析処理の役割を分ける構成を取ることができます。これにより、業務DB側の負荷を抑えつつ分析処理を実行できます。
クラウド/オンプレミス両方で構築したい

ClickHouseはオープンソースとしてオンプレミス環境に構築できるほか、ClickHouse Cloudとしてマネージドサービスも提供されています。要件に応じてインフラ構成を選択できます。
当社のClickHouseソリューション
当社では、ClickHouseの導入を検討している企業向けに、ライセンスに関するご相談から、ClickHouse環境の設計・構築、導入後の運用支援、オンプレミス環境での構築まで対応しています。
MySQLをはじめとしたデータベース領域での知見を活かし、お客様の既存環境やシステム要件に応じて、ClickHouseを活用した集計・分析基盤の導入を支援します。
1. 導入相談・構成検討
ClickHouseの利用目的、データ量、分析要件、既存環境を確認し、要件に合った導入方式や構成方針を検討します。
2. ClickHouse環境の設計・構築支援
サーバー構成、ストレージ、ネットワーク、データ連携方式、BIツールとの接続などを整理し、ClickHouseを活用した分析基盤の設計・構築を支援します。
3. ClickHouse運用支援
導入後の稼働状況を踏まえ、設定変更、性能改善、障害対応、バージョンアップ、運用上の技術相談などを支援します。
導入までの流れ
1. お問い合わせ・現状確認
ClickHouse導入の目的や、現在のデータ分析基盤に関する課題を確認します。
既存DB・DWHの構成、データ量、集計処理の遅延、BIダッシュボードの利用状況、オンプレミス構築の要件などをお聞きします。
2. 要件整理・構成方針の検討
既存DBとClickHouseの役割分担、データ連携方式、取り込み頻度、分析対象データ、BIツールとの接続、サーバー構成などを整理します。そのうえで、お客様の環境に合ったClickHouse構成を検討します。
3. お見積り・導入支援
対応範囲や構築内容に応じてお見積りをご提示します。
合意後、ClickHouse環境の設計・構築、既存環境との接続、初期設定、必要に応じた運用支援を行います。
ClickHouseについて詳しく知る

ClickHouseの製品仕様、ClickHouse Cloud、公式ドキュメントについて詳しく知りたい方は、ClickHouse社の公式サイトもあわせてご確認ください。
ClickHouseの導入・構築についてご相談ください
ClickHouseは、大量データに対する高速な集計・分析処理に強みを持つカラム指向SQLデータベース管理システムです。
当社では、ClickHouseの導入を検討している企業向けに、ライセンスに関するご相談から、ClickHouse環境の設計・構築、導入後の運用支援まで対応しています。
既存DWHやデータベースでの集計処理に課題を感じている方、新たに分析基盤を構築したい方、MySQLなど既存DBと連携した分析基盤を検討している方は、お気軽にご相談ください。