
MariaDB MaxScaleはこのような方におすすめです
- 高可用性を求めるWebサービスやアプリケーションを運営している
- 読み取り/書き込みの分離や負荷分散を自動化したい
- フェイルオーバーをアプリ側で対応せずに済ませたい
- SQLインジェクションなど不正アクセスを防ぎたい
- Galera Clusterと連携した堅牢な構成を実現したい
MariaDB MaxScaleとは
MariaDB MaxScaleは、MariaDB Corporationが開発するミドルウェアで、クエリのプロキシ、ルーティング、セキュリティ制御、接続管理を担います。データベースの可用性・スケーラビリティ・安全性を飛躍的に向上させるコンポーネントです。
クラスタ構成(GaleraやReplication)との連携により、企業の重要なデータベース基盤を支えるために最適な選択肢となります。
MariaDB MaxScaleの特徴
特徴 | 説明 |
クエリルーティング | 読み取り/書き込み分離、自動振り分け、カスタムルール適用 |
自動フェイルオーバー | ノード障害時でも自動的に健全なノードに切り替え |
ロードバランシング | DBサーバーへの負荷を分散し、パフォーマンスを最適化 |
セキュリティ強化 | SQLファイアウォール機能やログインインスペクションにより不正アクセス防止 |
モニタリングと可視化 | クラスタの状態やメトリクスをリアルタイムに監視 |
MaxScaleのライセンスに関するご注意
MariaDB MaxScaleは、バージョンごとに適用されるライセンスが異なります。そのため、導入前には必ずご利用予定のバージョンがどのライセンスに該当するのかをご確認ください。
開発や検証環境での利用であれば、すべてのバージョンで無償でご利用いただけます。またMaxScaleを介して接続される本番環境のサーバーインスタンス(DBやアプリサーバー等)が合計3台未満の場合に限り、無償で使用できます。それを超える場合や、MaxScale 25.01以降のバージョンでは、商用ライセンス(MariaDB Subscription)の契約が必要です。
このように、使用するMaxScaleのバージョンによって「GPL」「BSL」「商用ライセンス」のいずれが適用されるかが異なります。ライセンス形態を誤って運用した場合、意図せずライセンス違反に該当する可能性がありますのでご注意ください。
各バージョンのライセンス状況は、当社が作成した一覧ページでご確認いただけます。ぜひご活用ください。
スマートスタイルがご提供するサポート
- MariaDBライセンス手配・更新代行(GPL/BSL/商用を含む)
- 24/7技術サポート
- 導入設計~運用監視までのフルスタック支援
- クラウド移行や高可用性アーキテクチャ設計のコンサルティング
MariaDBに関してお悩み・ご相談がある場合は以下よりお気軽にお問い合わせください。