2016.11.30

MariaDB

MariaDB 10.0.28 がリリースされました

オリジナル版:https://mariadb.com/kb/en/mariadb/mariadb-10028-release-notes/

2016年10月28日に、MariaDB 10.0.28がリリースされました。

同製品は、General Availability版(一般公開版)の最新バージョンとなります。

Notable Changes(主な変更点)

*XtraDB updated to 5.6.33-79.0

 XtraDBが、5.6.33-79.0 にバージョンアップされました。

*TokuDB updated to 5.6.33-79.0

 TokuDBが5.6.33-79.0にアップデートされました。

*Innodb updated to 5.6.33

 Innodbが5.6.33にアップデートされました。

*Performance Schema updated to 5.6.33

 Performance Schemaが5.6.33にアップデートされました。

*Packages for Ubuntu 16.10 Yakkety added. 
 Use the Repository Configuration Tool to add the MariaDB Ubuntu repository to your system.
 
 Ubuntu16.10のパッケージYakketyが追加されました。
 システムにMariaDBのUbuntuレポジトリを追加するため、レポジトリ設定を使用してください。

*Fixes for the following security vulnerabilities:
	CVE-2016-5616 / CVE-2016-6663 This vulnerability was discovered by Dawid Golunski.
	CVE-2016-5624
	CVE-2016-5626
	CVE-2016-3492
	CVE-2016-5629
	CVE-2016-8283
	CVE-2016-7440
	CVE-2016-5584

 以下のセキュリティ上の脆弱性を修正しました。
	CVE-2016-5616 / CVE-2016-6663 この脆弱性はDawid Golunskiによって発見されました。
	CVE-2016-5624
	CVE-2016-5626
	CVE-2016-3492
	CVE-2016-5629
	CVE-2016-8283
	CVE-2016-7440
	CVE-2016-5584

MariaDB 10.0.28 の変更点を全て確認したい場合は、以下の Changelog を参照して下さい。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/mariadb-10028-changelog/

MariaDB10.0は、世界的に注目されているオープンソースデータベース「MariaDB」の最新の開発バージョンです。MariaDB5.5の後継バージョンにあたり、様々な機能や特徴があります。また、MySQL5.5の機能を備えており、MySQL5.6の機能もバックポートしています。

MariaDB10.0には、以下のような特徴があります。

・マルチソースレプリケーションの実装
・スレッドプール機能
・新しいクエリ文法の実装、既存クエリの性能改善
・新たなサーバパラメータ変数、ステータス変数の追加

MariaDB10.0には、上記以外にも様々な特徴があります。詳細については、下記URLを参照してください。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/what-is-mariadb-100/

新たなサーバにMariaDB10.0をインストール、または利用中のMariaDBからMariaDB10.0にアップグレードする際の情報については、以下を参照してください。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/getting-installing-and-upgrading-mariadb/

下記のダウンロードページから、MariaDBのソースコード及び多数のプラットフォーム用バイナリが入手可能です。
https://downloads.mariadb.org

MySQLから、MariaDBに移行する方法については、以下を参照してください。
https://mariadb.com/kb/en/mariadb/moving-to-mariadb/

以上