2016.09.08

MySQL

MySQL Community Server 5.5.52がリリースされました

オリジナル版:http://lists.mysql.com/announce/1104

2016年9月6日に、MySQL Community Server 5.5.52がリリースされました。同製品は、プロダクションシステムでの使用をお勧めします。

MySQL 5.5は最新のマルチCPUやマルチコアハードウェアやオペレーティングシステムの利点を生かし、MySQLデータベースのパフォーマンスとスケーラビリティを改善するための影響の大きい変更をいくつか含んでいます。現在はInnoDBがMySQLデータベースのデフォルトのストレージエンジンであり、 ACIDトランザクション、参照整合性、クラッシュリカバリをデフォルトで提供しています。

また、MySQL 5.5は以下のような多くの新しい強化を含んでいます:

   - Windowsにおける特有の機能と改善を利用した著しいパフォーマンス向上
   - 新しい準同期レプリケーションとレプリケーションハートビートによるより高いレベルの可用性
   - 改善されたインデックスとテーブルパーティショニング、SIGNAL/RESIGNALサポート、
     そして新しいPERFORMANCE_SCHEMAに含まれる強化された診断法による改善されたユーザビリティ

MySQL 5.5の新機能の概観については、以下のリソースを参照下さい。

MySQL 5.5 GA、Tomas Ulinのインタビュー:
http://dev.mysql.com/tech-resources/interviews/thomas-ulin-mysql-55.html

ドキュメント:
http://dev.mysql.com/doc/refman/5.5/en/mysql-nutshell.html

ホワイトペーパー: MySQL 5.5の新機能
http://dev.mysql.com/doc/refman/5.5/en/mysql-nutshell.html

製品レベルのシステムでMySQLを稼動させているならば、MySQL製品、バックアップ、モニタリング、モデリング、開発、管理ツールの包括的なセットを含むMySQLパフォーマンス、セキュリティ、アップタイムの高いレベルを実現するMySQL Enterprise Editionの製品詳細に注目してください。

http://mysql.com/products/enterprise/

新しいサーバへMySQL 5.5.52をインストールする情報として、以下のMySQLのインストールドキュメントを参照してください。

http://dev.mysql.com/doc/refman/5.5/en/installing.html

前回のMySQLリリースからアップグレードするには、以下のアップグレードについての注意事項を参照してください。

http://dev.mysql.com/doc/refman/5.5/en/upgrading-from-previous-series.html

MySQL 5.5.52は、http://dev.mysql.com/downloads/とミラーサイトのダウンロード・ページから、ソースコード及び多くのプラットフォームのためのバイナリで現在利用可能です。

次の節では、MySQL 5.5の以前のバージョンからのMySQLソースコードの変更を記載しています。これはオンラインからも閲覧できます:
http://dev.mysql.com/doc/relnotes/mysql/5.5/en/news-5-5-48.html

 Changes in MySQL 5.5.52 (2016-09-06)


   Bugs Fixed(バグ修正)

      * Replication: mysqlbinlog --read-from-remote-server log1
        log2 was opening a new connection for log2 without freeing the
        connection used for log1. Thanks to Laurynas Biveinis for the
        contribution. (Bug #81675, Bug #23540182)
        
        レプリケーション:"mysqlbinlog --read-from-remote-server log1 log2"を実行すると、
        log1に使われる接続を開放することなく、log2への新しい接続を開始していた問題を修正しました。
        Laurynas Biveinisに感謝します。(#81675, #23540182)
        
      * For mysqld_safe, the argument to --malloc-lib now must be
        one of the directories /usr/lib, /usr/lib64,
        /usr/lib/i386-linux-gnu, or /usr/lib/x86_64-linux-gnu. In
        addition, the --mysqld and --mysqld-version options can be used
        only on the command line and not in an option file. (Bug #24464380)
        
        mysqld_safeを使用するには、--malloc-libの引数が/usr/lib, /usr/lib64,
        /usr/lib/i386-linux-gnuもしくは/usr/lib/x86_64-linux-gnuのディレクトリでなければなりません。
        さらに、--mysqld andと--mysqld-versionオプションは、オプションファイル内ではなく、
        コマンドでのみ使用することができるようになりました。(#24464380)

      * It was possible to write log files ending with .ini or
        .cnf that later could be parsed as option files. The general
        query log and slow query log can no longer be written to a file
        ending with .ini or .cnf. (Bug #24388753)
        
        オプションファイルとして解析される.iniもしくは.cnfを拡張子に持つ
        ログファイルを書くことができました。
        一般的なクエリログやスロークエリログは、
        .iniもしくは.cnfを拡張子に持つファイルには書き込まれないよう修正されました。(#24388753)

      * Privilege escalation was possible by exploiting the way
        REPAIR TABLE used temporary files. (Bug #24388746)
        
        権限昇格が一時的なファイルを使ったREPAIR TABLEによって可能であった問題を修正しました。
        (#24388746)

      * Certain internal character-handling functions could fail
        to handle a too-large character and cause a server exit.  (Bug #23296299)
        
        ある内部的な文字処理関数が、非常に多い文字数の処理の場合
        失敗し、サーバが落ちてしまう問題を修正しました。(#23296299)

      * A blank server name in CREATE SERVER statements produced
        a server exit rather than an error. (Bug #23295288)
        
        CREATE SERVER文においてサーバ名が空欄であった場合に、
        エラーが起こるよりもむしろサーバが落ちてしまっていた問題を修正しました。(#23295288)

      * The optimizer failed to check a function return value for
        an area calculation, leading to a server exit. (Bug #23280059)
        
        オプティマイザが計算領域の値を返すファンクションのチェックに失敗すると、
        サーバが落ちてしまう問題を修正しました。(#23280059)

      * A prepared statement that used a parameter in the select
        list of a derived table that was part of a join could cause a
        server exit. (Bug #22392374, Bug #24380263)
        
        プリペアドステートメントがJOINの一部であるderivedテーブルのリストの中で
        パラメータを使用している場合、
        サーバが落ちてしまう問題を修正しました。(#22392374, #24380263)

      * MEDIUMINT columns used in operations with long integer
        values could result in buffer overflow. (Bug #19984392)
        
        長い整数値での操作にMEDIUMINTカラムが使われていると、
        バッファのオーバーフローが起こってしまう問題を修正しました。(#19984392)

      * EINTR handling in the client library has been fixed so
        that interrupted read and write calls are retried.  Previously,
        EINTR was ignored. (Bug #82019, Bug #23703570)
        
        readやwrite命令が再実行されるのを妨げるために、
        クライアントライブラリでのEINTR使用が修正されました。
        以前、EINTRは無視されていました。(#82019, #23703570)