2026.08.28

MySQL

MySQL NDB Cluster 8.0.48(リリース日:2026年7月30日)

コンパイル関連

  • MySQLで使用される libfido2 のバージョンが 1.17.0 にアップグレードされました。(Bug #39478664)

パッケージング関連

  • このリリースより、MySQLはEnterprise Linux 7(および関連するglibc 2.17 generic)をサポートしなくなりました。

パフォーマンススキーマ関連

  • OBJECT_INSTANCE_BEGIN カラムに関連する問題を修正しました。(Bug #39449066)

追加または変更された機能

  • クラウドやサービスメッシュのデプロイにおいて、NDB Management ServerがノードIDの割り当てを拒否する場合がありました。これは、着信接続の送信元アドレスが、そのノードに対して設定されたホスト名と一致しなかったことが原因です。既存の--no-nodeid-checks回避策は、より広範な安全確認を無効にし、複数のノードが同一のノードIDを使用することを許容してしまう可能性がありました。
    このリリースでは、ホスト名の照合を選択的に無効化する新しいオプション --skip-nodeid-address-checkが追加されました。これにより、他のノードID保護機能を維持しつつ、プロキシ経由でのノードID割り当てが可能になります。
    --no-nodeid-checksは非推奨となり、--skip-nodeid-address-checkのエイリアスとして機能します。(Bug #38899143)
  • このリリースより、ノードの起動時、および、CREATE NODEGROUPまたはDROP NODEGROUPによってノードグループIDが変更された時に、ノードグループIDを含むログメッセージが書き込まれるようになりました。(Bug #36379201)

バグ修正

  • NDB Cluster APIs: 切断通知が遅延した場合、NDBAPIは、すべてのデータノードからの完全な切断を、復旧可能な個々のノード障害の連続として誤認する可能性がありました。ノードがすべての切断が完了する前に再接続してしまうと、プロトコルのタイムアウトまでトランザクションが停滞したままになったり、決して発生することのないイベントを待機し続けるイベントサブスクリプションが生じたりする可能性がありました。
    NDBAPIは、ノード障害の完了を一貫して追跡し、障害処理が完了するまで再接続の試行を遅延させるようになりました。これにより、クラスター側での完全な状態喪失が確実に検出され、ローカルトランザクションやイベントサブスクリプションがクリーンアップおよび必要に応じて再確立されるようになります。(Bug #35959495)
  • テーブルスキャンやインデックススキャンが複数のフラグメントやノードにまたがって分割される時、一部のフラグメントスキャン要求が送信待ちの状態でキューに残る可能性がありました。その時点でデータノードに障害が発生した場合、クリーンアップ処理は既に送信済みのリクエストは処理しますが、障害が発生したノードを対象とするキュー内のリクエストを見落とし、アサーション失敗につながる可能性がありました。NDBは、障害が発生したノードに対する保留中のフラグメントスキャン要求を適切に処理するようになり、障害を防ぐようになりました。(Bug #39555153)
  • 内部状態のチェックが過度に厳格であったため、バックアップの停止処理が既に進行している最中にバックアップの中止要求が到着した場合、その要求が拒否される可能性がありました。これは、バックアップの停止処理と並行して行われる中断処理に影響を及ぼす可能性がありました。Backupブロックは、該当する停止処理の状態にある間も中止要求を受け入れるようになりました。(Bug #39446861)
  • ファイルシステムが満杯またはそれに近い状態の時、NDBデータノードが部分的なファイル書き込みを成功とみなしてしまうことがあり、ファイル破損のリスクがありました。現在は、部分的な書き込みは失敗として扱われるようになりました。これには、ファイル操作の失敗にオペレーティングシステムのエラーコードが伴わない場合に不明なエラー2813が報告されることも含まれます。(Bug #39436680)
  • 既存のAPIノードが再起動される前に、より高いノードIDを持つ新しく追加されたAPIノードが接続された場合、NDBAPIノードでアサーションエラーが発生する可能性がありました。固定サイズのサブスクリプション追跡ビットマップは、以前の設定を使用してサイズが決定されていたため、新しいノードを表現できませんでした。
    NDBAPIは、サポートされる最大クラスターノードIDに対応するこの追跡データを割り当てるようになり、範囲外のサブスクリプションイベントをエラーメッセージを伴って安全に拒否するようになりました。(Bug #38932493)
  • TDEが有効な場合、データノードが予期せず停止する可能性がありました。(Bug #38549404)
  • ノードの再起動中にテーブルに対して一括挿入または一括削除が行われた時に発生するアサーションを修正しました。(Bug #30702408)

MySQL NDB Cluster 8.0.48 リリースノート(MySQLウェブサイト):
https://dev.mysql.com/doc/relnotes/mysql-cluster/8.0/en/news-8-0-48.html


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