2023.02.08

MariaDB

MariaDB 10.3.38 GA版(リリース日:2023年2月6日)

主な変更点

  • 10.3.37のリリースノートに記載されているように、Red Hat Enterprise Linux、CentOS、openSUSE、SUSEの Yum/DNF/Zypperリポジトリは、このリリースで、SHA1の代わりに、SHA2ダイジェストアルゴリズムを使用した新しいGPG キーで署名されるように変更されています。

InnoDB

  • システムのバージョン管理によるフルテキストインデックスの破損(MDEV-25004)

レプリケーション

  • ANALYZEを含む管理クラスのコマンドについて、バイナリログの順序で適用される並列スレーブが修正されました(MDEV-30323)
  • Seconds_Behind_Masterは、遅延モードを含め、スレーブアプライヤーの開始時により正確に表示されるようになりました(MDEV-29639)
  • mysqlbinlog --verboseは、圧縮された列のタイプを表示するように作成されています(MDEV-25277)

一般

  • 埋め込まれたCTEを処理する時の再帰呼び出しの無限シーケンス(MDEV-30248)
  • ネストされたWINDOW句を含むクエリのクラッシュ(MDEV-30052)
  • 10.6.11での主要なパフォーマンスのリグレッション(MDEV-29988)
MariaDB 10.3.8以前からMariaDB 10.3.9以降にアップグレードする場合、MDEV-14637で導入された変更のため、mysql_upgradeの実行が必要です。

MariaDB Community Server 10.3.38のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/kb/en/mariadb-10-3-38-release-notes/
MariaDB Community Server 10.3.38の全ての変更点(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/kb/en/mariadb-10-3-38-changelog/


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