修正された問題
クラッシュ、ハング、ストールが発生する可能性があるもの
- PrimProcプロセスのExeMgr機能が再起動され、UPDATEステートメントのSELECTコンポーネントが失敗すると、DMLProcプロセスはROLLBACK操作を実行します。これは、ExeMgr機能がまだ利用できない場合にハングする可能性があります。
- このリリース以降、このシナリオが発生した場合、DMLProcはタイムアウト期間後に操作を再試行することでハングを回避します。
- ExeMgrがネットワークに書き込みを行っている時に、競合状態が原因でプロセスが散発的にクラッシュすることがあります。
予期しない動作が発生する可能性があるもの
- プライマリノードが再起動されると、CMAPIとMaxScaleは異なるノードをプライマリノードとして選択することがあります。
- 以前のリリースでは、プライマリノードの再起動後、CMAPIは引き続き古いプライマリ サーバーを使用していましたが、MaxScaleは新しいプライマリサーバーにフェールオーバーしました。ユーザーが新しいプライマリノードからデータを選択しようとすると、ノードが再起動されるまで操作が次のエラーで失敗する可能性がありました：
ERROR 1815 (HY000): Internal error: DBRM is not responding. Cannot accept queries - さらに、新しいプライマリノードは、次のようなメッセージをColumnStoreのdebug.logファイルに書き込む可能性がありました：
NODE_NAME controllernode[409]: 58.561877 |0|0|0| E 29 CAL0000: DBRM: error: SessionManager::getSystemState() failed (network) %%10%%
NODE_NAME messagequeue[409]: 59.588469 |0|0|0| E 31 CAL0000: messageqcpp::hostnameResolver Name or service not known %%10%%
NODE_NAME messagequeue[409]: 01.642554 |0|0|0| E 31 CAL0000: messageqcpp::hostnameResolver Name or service not known %%10%% - このリリース以降、プライマリノードの再起動後、CMAPIとMaxScaleの両方が同じプライマリサーバーにフェイルオーバーするはずです。
- 以前のリリースでは、プライマリノードの再起動後、CMAPIは引き続き古いプライマリ サーバーを使用していましたが、MaxScaleは新しいプライマリサーバーにフェールオーバーしました。ユーザーが新しいプライマリノードからデータを選択しようとすると、ノードが再起動されるまで操作が次のエラーで失敗する可能性がありました：
- InnoDBテーブルとColumnStoreテーブルを結合するクエリがCTEに含まれている時、CTEの結果にTIMESTAMP列が含まれていると、列がゼロ日付（0000-00-00 00:00:00）として返されることがあります。
- VARCHARカラムがNULLでINTにキャストされている場合、変換は失敗し、PrimProcはsystemdジャーナルにログメッセージを過度に書き込みます。
- 以前のリリースでは、PrimProcのsystemdジャーナルには、次のような多くのメッセージが含まれる可能性がありました：
error in int conversion from '' - このリリース以降、PrimProcはこれらのログメッセージをsystemdジャーナルに書き込まなくなりました。
- 以前のリリースでは、PrimProcのsystemdジャーナルには、次のような多くのメッセージが含まれる可能性がありました：
プラットフォーム
エンタープライズライフサイクルに合わせて、MariaDB Enterprise ColumnStore 22.08.7は
以下に対して提供されています。
- CentOS 7 (x86_64)
- Debian 11 (x86_64, ARM64)
- Red Hat Enterprise Linux 7 (x86_64)
- Red Hat Enterprise Linux 8 (x86_64, ARM64)
- Red Hat Enterprise Linux 9 (x86_64, ARM64)
- Rocky Linux 8 (x86_64, ARM64)
- Rocky Linux 9 (x86_64, ARM64)
- Ubuntu 20.04 (x86_64, ARM64)
- Ubuntu 22.04 (x86_64, ARM64)
MariaDB Enterprise ColumnStore 22.08.7のリリースノート（MariaDB社ウェブサイト）：
https://mariadb.com/docs/release-notes/mariadb-enterprise-columnstore-22-08/22-08-7/
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