2020.06.16

MariaDB

MariaDB Community Server 10.2.32 GA版(リリース日:2020年5月12日)

主な変更点

イベント
・MariaDB 10.2.28以降、異なるserver_idを持つサーバーによって作成された全てのイベントを無効にする
 問題を修正しました。この修正は、影響を受けるイベントを再度有効化しないことに注意してください。
 (MDEV-21758)

その他
・HeidiSQLを11.0に更新(MDEV-22032)
・Mariabackupがサーバー設定のignore_db_dirsを受け入れない(MDEV-19347)
・Mariabackup --ftwrl-wait-timeoutが明示的なロックでタイムアウトしない(MDEV-20230)
・FULLTEXT INDEX、アサーション `!table->fts->in_queue'がfts_optimize_remove_tableで失敗した
 (MDEV-21550)
・PRIMARY KEYの更新で影響を受けるBLOB列の誤った見積もり(MDEV-22384)
・重複キーの値がprint_keydup_errorで暗黙的に64文字に切り捨てられる(MDEV-20604)
・セッションの追跡が誤って長い追跡データを返す(MDEV-22504)
・pam_user_map.soファイルをバイナリtarballパッケージに追加(MDEV-21913)
・ファイル記述子の不足と最終的なクラッシュ(MDEV-18027)
・mysql_upgradeは上流のスレーブテーブルを認識し、それが発生した時に警告を発行する(MDEV-10047)
・SET GLOBAL innodb_string変数の破損(MDEV-22393)
・wsrepのパフォーマンスの最適化(MDEV-7962)
・mysqldumpパラメータ、--ignore-table-dataを追加(MDEV-22037)
・条件付きコメントの複製中にサーバーが失敗する場合がある(Bug#28388217)
・Galera wsrepライブラリを25.3.29に更新
・MariaDBの非推奨ポリシーに従い、これはDebian 8 "Jessie"用のMariaDB 10.2の最後のリリースに
 なります。
・以下のセキュリティ脆弱性の修正:
  CVE-2020-2752
  CVE-2020-2812
  CVE-2020-2814
  CVE-2020-2760
  CVE-2020-13249

   以前のバージョンで深刻な安定性の問題を引き起こしたバグMDEV-12837が理由で、
   10.2.17より前の10.2バージョンからアップグレードすることを
   すべてのGaleraユーザーに強くお勧めします。

   MariaDB 10.2.16以前からMariaDB 10.2.17以降にアップグレードする場合、
   MDEV-14637で導入された変更のため、mysql_upgradeの実行が必要です。

MariaDB Community Server 10.2.32のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/kb/en/mariadb-10232-release-notes/
MariaDB Community Server 10.2.32の全ての変更点(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/kb/en/mariadb-10232-changelog/

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