リリースハイライト
お知らせ - Percona PROプログラムの終了
Perconaはビルドの提供を統合しました。Proビルドは不要となり、すべての機能がメインのオープンソースCommunityリリースに統合されました。
MySQL 8.0.44
OracleがMySQL 8.0.44向けに提供し、Percona Server for MySQLに含まれている改善点とバグ修正は次のとおりです:
- 非常に大きなバッファプールでメモリチャンクの使用量が過剰になり、割り当てエラーが発生する可能性がある問題を修正しました。割り当てプロセスに、十分かつ安定したメモリ割り当てを保証するための検証が含まれるようになりました。(バグ #37994397)
- DDLファイル操作中にデータサイズと境界の不一致によりアサーションエラーが発生する可能性がある問題を修正しました。(バグ #37882398)
バグ修正と変更点の全リストは、MySQL 8.0.44のリリースノートをご覧ください。
改善点
- PXC-4756: innodb_numa_interleaveが有効になっている大規模なInnoDBバッファプールを使用すると、後処理が十分に遅延して300 秒のSSTタイムアウトがトリガーされる可能性がある場合の、状態スナップショット転送 (SST) 中の起動動作が改善されました。
バグ修正
- PXC-4292: InnoDBパスが同じ場所を指している場合、状態スナップショット転送 (SST) のクリーンアップで同一のディレクトリが複数回検索される問題を修正しました。
- PXC-4682: SST/ISTの進行状況がMySQLエラーログに“-nan%”と出力される問題を修正しました。正しく“0%”と表示されるようになりました。
- PXC-4709: AUTHENTICATION_POLICY_ADMIN権限なしでCREATE/ALTER USERを実行するとノードがエビクトされる問題を修正しました。
- PXC-4789: 外部キー参照を含むデータ定義言語 (DDL) がメタデータロック (MDL) のブロックフォース/ブロックフォース (BF-BF) 競合を引き起こし、クラスタからノードがエビクトされる問題を修正しました。
パッケージングとビルド関連
- Percona XtraDB Cluster 8.0は、Debian 13およびRed Hat Enterprise Linux 10をサポートしていません。
- Percona XtraDB Cluster 8.0は、Ubuntu 20.04のサポートを終了しました。
Percona XtraDB Cluster 8.0.44-35 リリースノート(Percona社ウェブサイト):
https://docs.percona.com/percona-xtradb-cluster/8.0/release-notes/8.0.44-35.html
Perconaサポート・コンサルティング

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