2025.06.09

MariaDB

MariaDB Connector/ODBC 3.2.6 GA版(リリース日:2025年5月30日)

新機能

  • ODBC-457 - 時刻切り捨てエラーをスキップするオプションTRUNCDTを導入しました。このオプションを0以外の値に設定すると、コネクターは日付/時刻型パラメータ値の切り捨てに関するエラーを返さなくなります。これらは、SQL_TIMEの値に小数部分が含まれている場合、またはSQL_DATEにゼロ以外の時刻が含まれている場合です。特に、これにより、MariaDBではODBC SQL_TIME型として小数部を持つことができるTIMEフィールドに小数部を含む値を挿入できるようになります。

バグ修正

  • ODBC-460 - パラメータ配列を含むUPDATEステートメントでのSQLExecDirectのクラッシュ
  • ODBC-461 - サーバー側のプリペアドステートメントを解放するデストラクタが例外をスローする可能性があり、この例外はキャッチされない
  • ODBC-458 - 最適な行IDがBIGINTの場合、MS Accessはリンクテーブルで動作しない
  • ODBC-459 - MS Accessは、フィールド値を指定しない挿入後に、AUTO_INCREMENTプライマリキーを持つレコードを#Deletedとして表示します。
  • ODBC-462 - パラメータ配列のSQLExecDirectは、接続にマルチステートメントオプションが選択されていない場合でも、マルチステートメントクエリを発行する可能性があります。
  • ODBC-464 - SQLCancelの現在の実装での複数の問題
  • ODBC-466 - 競合状態により、既に削除されたステートメントでSQLCancelが実行される可能性がある
  • ODBC-467 - SQLCancelHandleでクラッシュが発生する可能性がある

MariaDB Connector/ODBC 3.2.6のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/kb/en/mariadb-connector-odbc-3-2-6-release-notes/


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