2019.02.07

MariaDB

MariaDB Connector/J 2.4.0 GA版(リリース日:2019年1月29日)

変更点
・[CONJ-675] 同一ユーザーに対して複数の代替認証方法を許可。
 (https:jira.mariadb.org/browse/MDEV-11340)
・[CONJ-678] truststore/keystoreタイプ(JKS/PKCS12)の表示を許可し、その結果Javaの
 デフォルトタイプのみに頼らない。
・[CONJ-378] GSSAPI: クライアントがSPNを提供できる。
・[CONJ-667] MYSQL_TYPE_JSONデータ型をサポート。
・[CONJ-652] より速い結果を得るために(特に巨大な結果セットに関して)利用可能な
 ソケットバッファをバッファリングします。
・[CONJ-659] 日付/時刻/タイムスタンプの結果セットを解析するテキストパフォーマンスを
 改善。
・[CONJ-670] SSL証明書を常に更新する機能。

新オプション
useReadAheadInput
 ソケットの利用可能なデータを読み込むバッファされたinputSteamを使います。
 デフォルト: true
keyStoreType
 key storeタイプ(JKS/PKCS12)を示します。デフォルトはnullで、その場合Javaのデフォルトの
 型が使用されます。
trustStoreType
 trust storeタイプ(JKS/PKCS12)を示します。デフォルトはnullで、その場合Javaのデフォルトの
 型が使用されます。
servicePrincipalName
 GSSAPI認証を使用する場合、SPN(Service Principal Name)はサーバーのSPN情報を使用します。
 設定すると、コネクターはサーバー情報を無視して、この値を使用します。

バグ修正
・[CONJ-646] 1つのノードを持つAurora構成を使用してデータベースへの接続が失われた時、
 NullPointerExceptionが発生する可能性がありました。
・[CONJ-672] クエリタイムアウトを使用すると、マルチ送信を使用するバッチがハングすることが
 ありました。
・[CONJ-544] SSL使用時のSSLセッション再開を無効にします。
・[CONJ-589] utf8mb4のClob.length()の訂正。
・[CONJ-649] データソースのconnectTimeout URLパラメータは受け取られません。
・[CONJ-650] valueがNULLの場合のresultset.getObject(columnName, byte[].class)の訂正。
・[CONJ-665] 古いバージョンのMySQL(5.5.3より前)はutf8mb4をサポートせず、デフォルトでは
 3バイトのutf8を接続文字セットとして使用します。
・[CONJ-671] MariaDbのバルクスレッドがフルCPU(99%)を占有し、DB接続が切断されます。
・[CONJ-673] クエリ取得中に接続を終了させても結果セット全体が読み込まれます。
・[CONJ-669] 空の列名を問い合わせるとSQLSyntaxErrorExceptionが発生しました。
・[CONJ-674] ドキュメント通りにデフォルトでdumpQueriesOnException = falseにする。

マイナー修正
・[CONJ-644] Galera接続を検証するときの小さな最適化。
・[CONJ-625] カバレッジテストを追加。
・[CONJ-654] DatabaseMetaData.getDriverName()は小文字のcでconnector/Jを返します。

MariaDB Connector/J 2.4.0のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/kb/en/library/mariadb-connector-j-240-release-notes/

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