2020.12.02

Percona

Percona Monitoring and Management (PMM) 2.12.0(リリース日:2020年12月1日)

リリースハイライト
・VictoriaMetricsは、Prometheusに置き換わり、現在はデフォルトのデータソースです。
 VictoriaMetricsは、PUSH(クライアントからサーバーへ)とPULLメトリック収集モードの
 両方をサポートします。
・PMMクライアントはDockerイメージとして実行できます。
・「Add Instance」ページとフォームが再設計され、見栄えが大幅に向上しました。

新機能
・PMM-5799: PMMクライアントは、RPM、DEB、.tgzに加えて、Dockerイメージとして利用可能に
 なりました
・PMM-6968: 統合アラート:基本的な通知チャネルアクションAPI Create、Read、Update、Delete
・PMM-6842: VictoriaMetrics: Prometheus DBの監視に使用されていたダッシュボードの代わり
 としてのVictoriaMetricsDBを監視するGrafanaダッシュボード
・PMM-6395: パフォーマンスと追加機能を向上させるために、PMMでPrometheusをVictoriaMetricsに
 置き換える

改善点
・PMM-6744: 多くのテーブル(約1000)を持つMySQLインスタンスでの低解像度メトリックの
 タイムアウトを防止する
・PMM-6504: MySQLレプリケーションの概要: MySQLレプリケーション遅延グラフが意図的に
 設定されたSQL_Delayの値を考慮していないために、表示される時間が増大する
・PMM-6820: pmm-agentのステータスのチェックで設定可能な遅延を可能にするために、
 「pmm-admin status -wait」オプションが追加されました
・PMM-6710: pmm-admin: 外部サービスを追加する時にユーザー指定のカスタム「group」名を
 許可する
・PMM-6825: ユーザーがpmm-agentに「listen address」を指定できるようにし、
 指定しない場合はデフォルトの127.0.0.1になる
・PMM-6793: 「リモートインスタンスの追加」ワークフローのユーザーエクスペリエンスの向上
・PMM-6759: kubernetesスタートアッププローブを有効にして、「GET HTTP」動詞を使用して
 pmm-agentのステータスを取得する
・PMM-6736: 一貫性を高めるために、ReplSetステータスの色がMongoDB ReplSet Summary
 ダッシュボードの色と一致していることを確実にする
・PMM-6730: Node Overview/Summaryのクリーンアップ: 重複するサービスタイプ
 「DB Service Connections」を削除
・PMM-6542: PMMインスタンスの追加: 様々なインスタンスタイプをモニタリングに追加する時の
 より直感的なエクスペリエンスのためにページを再設計
・PMM-6518: VictoriaMetricsにアップグレードした後、確実にグラフが正しく入力されるように、
 デフォルトのデータソース名を「Prometheus」から「Metrics」に更新
・PMM-6428: クエリ分析ダッシュボード - ユーザーが選択したフィルターの選択が、
 上位5つの結果に表示されなくても、常に表示されるようにする
・PMM-5020: PMMリモートインスタンスの追加: ユーザーは、テーブルが多すぎると
 パフォーマンスに悪影響を与える可能性のあるテーブル統計メトリックを無効にするために、
 MySQLとAWS RDS MySQLの「Table Statistics Limit」を指定できる

修正されたバグ
・PMM-6811: MongoDBクラスタ概要: セカンダリのoptimeがプライマリのoptimeよりも新しい場合、
 ラグは誤って136年を示する
・PMM-6650: MySQL 8のカスタムクエリが5.xで失敗する(pmm-agent 2.10への更新時)
・PMM-6751: PXC/Galeraダッシュボード: 5.6.40未満のMySQLバージョンの空のサービス名
・PMM-5823: PMMサーバー: ダウンロードまたはAPIを介してログを同時に生成および
 アクセスする時のタイムアウト
・PMM-4547: MongoDBダッシュボードのレプリケーションラグのカウントが正しくない
・PMM-7057: MySQLインスタンス概要: 監視対象インスタンスが多い(約250以上)時に
 「too long query」エラーが発生する
・PMM-6883: クエリ分析: 「Reset All」フィルターと「Show Selected」フィルターが
 正しく動作しない
・PMM-6686: クエリ分析: Microsoft Edge 44.18362.449.0のフィルターパネルが空白
・PMM-6007: PMMサーバー仮想アプライアンスのIPアドレスがOVFコンソールに表示されない
・PMM-6754: クエリ分析: Filtersパネルのパーセント値の配置が悪い
・PMM-6752: クエリ分析: Filtersパネルのダッシュボードのショートカットを使用すると、
 時間間隔が保持されない
・PMM-6664: クエリ分析: Explainタブに水平スクロールバーがない
・PMM-6632: Node Summary - Virtual Memory Utilizationチャート: 式が正しくない
・PMM-6537: MySQL InnoDB Details - Logging - Group Commit Batch Size: 誤った説明を
 表示する
・PMM-6055: PMM Inventory - サービス: 「Service Type」列は、外部サービスの場合に
 「External」である必要がある時に、空である

Percona Monitoring and Management (PMM) 2.12.0 リリース情報(Percona社ウェブサイト):
https://www.percona.com/doc/percona-monitoring-and-management/2.x/release-notes/2.12.0.html

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