製品&サポートサービス
Couchbase 製品&特長
Couchbase(カウチベース) 製品
Couchbase 製品とは
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Couchbase(カウチベース) は、オンプレミス・クラウド・ハイブリットなどのあらゆる環境で、比類なき汎用性とパフォーマンス・スケーラビリティを提供します。 Webサービス分野やM2Mに加え、データ分析サービスにも対応可能な オールインワン・データベースです。 |
- Couchbase Server
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Couchbase Server は、インタラクティブなWebアプリケーションに最適化された メモリファーストアーキテクチャを持つドキュメント指向の分散型 NoSQLデータベースです。 「柔軟なデータモデル」、「容易なスケール」、「一貫した高可用性」等の特徴をもち、低遅延かつ高持続スループットでkey-value または JSONドキュメントへのSQLアクセスを実現できるよう設計されています。
- Couchbase Mobile
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Couchbase Mobile は、モバイル等に組み込み可能な軽量 NoSQLデータベースの「Couchbase Lite」と Web経由でデータアクセスが可能なAPIゲートウェイの「Sync Gateway」を提供しています。 この製品により、Couchbase Server(コア・データベース)と Couchbase Lite(モバイル・データべース)の双方向データ同期やデータ統合管理が実現できます。
Couchbase が実現する「エンゲージメント・データベース」の価値
Couchbase は「顧客とのつながり=エンゲージメント」のためのデータベース
IT/インターネット利用者は“トランザクション”(処理/購入など)のための時間よりも、 多くの時間を “インタラクション”(検索/閲覧/対話など)に、費やしています。
様々なシーンのITシステムにおいて顧客接点が増加/重要化する中、 Couchbase は、あらゆる領域のデータ管理をカバーすることが可能な「顧客とのつながり=エンゲージメント」のためのデータベースといえます。
Couchbase の優位性
・メモリファーストのアーキテクチャは、メモリの速度での永続性とレプリケーションを提供 ・あらゆる規模のデータ分散のための自動シャーディング ・多次元スケーリングは、個々のサービス(データ、インデックス、フルテキストサーチ、分析など)の 費用対効果の高いスケーリングをサポート ・分散キャッシュのニーズに対応する一時的なインメモリデータバケット ・スケーラブルな分散ACIDトランザクション |
・Couchbase Lite および Sync Gateway を介したオフラインアプリケーションのサポート ・より魅力的なアプリを開発するための組み込みデータベースでの完全なN1QLクエリとテキスト検索のサポート ・ユーザ認証やロールベースのアクセス制御(RBAC)、TLS等にて、モバイル・データベースとのセキュリティを担保 |
・構造化および非構造化データ用のスキーマレスデータベース ・N1QLによるJSONドキュメントの構造化クエリ言語 ・ビッグデータ分析のための統合分析 ・全文検索(語幹処理、ファセット、スコアリング、あいまい一致など) |
・リソースのステータスと統計を表示するクラスター管理UI ・Query Workbenchは、複雑なN1QLクエリを実行および調整するための豊富なGUIを提供 ・地理的に分散したHA / DRのクロスデータセンターレプリケーション(XDCR) ・アプリケーションの観点からのノードまたはクラスター全体の自動フェイルオーバー |
Couchbase の特徴と機能
柔軟なデータベース構成
Couchbaseは、分散型データベースとして、オンプレ、パブリッククラウド、プライベートクラウド問わず、様々なサーバ環境や要件に応じて、柔軟性/拡張性/高可用性を兼ね備えたデータベース構成をもつことができます。
● メモリファーストの高性能設計 ● マスターレス、非同期、Geo対応のクラスタリング ● 自動フェイルオーバー ● HA/DR対応が可能なデータセンター間レプリケーション(XDCR) ● 分散ACIDトランザクション
スキーマ定義の柔軟性
複数の方法でデータを保存: ● 非正規形シングル・ドキュメント ● 外部キーを用いた正規化データ構造 ● スキーマレス(ドキュメント・ストア) ● 任意バイナリデータ(キーバリュー・ストア 複数の方法でデータにアクセス: ● ダイレクト・キーバリュー・アクセス ● SQLクエリ ● 全文検索 ● アドホック分析クエリ
洗練されたクエリアプローチ 「Couchbase “N1QL”(ニッケル)」
Couchbace 独自のクエリ言語である「N1QL (ニッケル)」は、SQLベースの文法を持ち、JSONドキュメントのクエリを非常に簡単に実行できます。 また、SQL準拠の構文だけでなく、ネイティブに配列や入れ子のドキュメント型に対応し、これらに対する操作をクエリ言語から容易に行うこともできます。 ≪MongoDB と Couchbase N1QL のクエリ記述の比較例≫
基本サービス
Couchbaseは、アーキテクチャとして「6つの基本サービス」+「クラスターマネージャー」で構成され、各サービス毎の役割の組み合わせでデータベース処理を実行させます。
柔軟なクラスター・トポロジー
Couchbase のクラスターグループ内で基本サービスを柔軟に配置することが可能です。 これにより、高可用性を保ちつつ、柔軟にスケール調整がしやすいデータベース環境を実現できます。
モバイル時代の要請に応えるプロダクト「Couchbase Mobile」
「Couchbase Mobile」は、モバイルデバイスで動作する NoSQL型データベースシステム
Couchbase Mobile はモバイルデバイスで動作するNoSQL型データベースシステムで、モバイルデバイスにインストールして利用する「Couchbase Lite」とデータ同期/統合管理を行う「Couchbase Sync Gateway」により構成され、「Couchbase Server」との双方向データ連携を実現させます。 Couchbase Mobile により、オンライン時にはインターネット経由でコア・データベースとなる「Couchbase Server」を参照、同期し、オフライン時には同期されたモバイル・データべースの「Couchbase Lite」を参照する、といったシステムを容易に開発できます。
Couchbase 技術資料
Couchbaseの内部構造 アーキテクチャー概要

- ≪Couchbaseのコアアーキテクチャー≫
- ・柔軟なJSONデータモデルをサポート
- ・容易に拡張可能
- ・一貫した高パフォーマンスを提供
- ・モバイルアプリケーションとの同期が可能
- ・24時間365日稼働可能な可用性
- ・高度なセキュリティ機能を備える
本書では、Couchbaseデータベース内部の構成要素(サーバーとモバイルアプリケーション)がお互いにどのように機能するかについて説明します。
リレーショナルデータベースからNoSQLデータベースへの移行 入門編

- ・ドキュメントデータベースとしてのCouchbase Serverへの移行に関する主な留意事項と戦略
- ・Oracleなどのリレーショナルデータベースから移行する際のヒント
- ・既存のインフラストラクチャーをNoSQLで補完するユースケース など