2021.12.15

MariaDB

MariaDB Enterprise ColumnStore 6.2.2 GA版(リリース日:2021年12月13日)

主な変更点
● ColumnStoreは、キャッシュを使用してINSERTおよびLOAD DATA [ LOCAL ] INFILEステートメントを
 高速化できるようになりました。
  ・INSERTおよびLOAD DATA [ LOCAL ] INFILEテートメントは、columnstore_cache_inserts=ONが
   設定されている場合にキャッシュされます。
  ・INSERTキャッシュはデフォルトでオフになっています。
  ・キャッシュされた行の数がcolumnstore_cache_flush_thresholdの値を超えると、キャッシュは
   ColumnStoreにフラッシュされます。
  ・columnstore_cache_use_import=ONが設定されている場合、cpimportはINSERTキャッシュを
   ColumnStoreにフラッシュするために使用されます。
● クエリ実行のパフォーマンスの向上
  ・ColumnStoreのExeMgrプロセスが実行するコンテキストスイッチが少なくなりました。
  ・ColumnStoreのPrimProcプロセスが使用するメモリが少なくなりました。
  ・一部の内部操作は、より多くの並列処理を使用するように改善されました。
● 増加したDECIMAL精度を使用した列のJOINサポート
  ・ColumnStoreは、DECIMAL(38)列のテーブルを結合できるようになりました。
● エクステントマップを再構築するユーティリティ
  ・mcsRebuildEMユーティリティがEnterprise ColumnStoreによってインストールされるように
   なりました。
  ・Enterprise ColumnStoreは、エクステントマップを使用して、各エクステントに格納されている
   データに関するメタデータを格納します。エクステントマップのメタデータがエクステントと
   矛盾する可能性がある特定の状況があります。このような状況では、エクステントマップを
   再構築する必要があります。
  ・オプションが指定されていない場合、mcsRebuildEMユーティリティはエクステントマップを再構築
   します。エクステントマップがすでにエクステントと一致しているかどうかはチェックされません。
   エクステントマップがすでに一致している場合でも、エクステントマップを再構築します。
  ・-dオプションが指定されていると、mcsRebuildEMユーティリティは、エクステントマップに
   どのような変更を加えるかを表示して終了します。このオプションを使用すると、ディスクに
   変更を書き込まずに操作をテストできます。
  ・-sオプションが指定されていると、mcsRebuildEMユーティリティはエクステントマップの現在の
   内容を表示して終了します。
● CMAPI 1.6が含まれるようになりました
  ・CMAPIは、マルチノードトポロジでMariaDB Enterprise ColumnStoreを管理するための
   REST APIです。
  ・CMAPIは、不要なCPU使用を回避するために、レプリカノードでExeMgrプロセスを無効にするように
   なりました。
  ・systemdとCMAPIの間の競合を回避するために、mariadb-columnstore systemdユニットは、
   CMAPIのインストール時に無効になり、CMAPIのアンインストール時に再度有効になります。
  ・一部のCMAPIログメッセージが明確化されました。
  ・CMAPIは、設定の変更を複数のノードに適切に適用します。
  ・DBRMソケットの送受信の動作が修正されました。
  ・CMAPI設定ファイルが見つからない場合、デフォルトで自動的に作成されるようになりました。
修正された問題
<クラッシュまたはハングを引き起こす可能性があるもの>
● columnstore_select_handler=ONが設定されている場合、SELECTステートメントが集約関数を使用すると
 サーバーがクラッシュする可能性があります。
<予期しない動作を引き起こす可能性があるもの>
● ColumnStoreストレージエンジンは、フェイルオーバー後に古いプライマリColumnStoreノードの
 ExeMgrプロセスに接続しようとすることがあります。
● cpimportは、エラーが発生しない場合、出力を標準エラー(stderr)に書き込みます。
● SELECTステートメントとUPDATEステートメントは、ステートメントがCONVERT_TZ()関数を
 使用する場合に失敗します。
  ・次のエラーメッセージがクライアントに発生します。
   ERROR 1178 (42000): The storage engine for the table doesn't support IDB-1001: Function 'convert_tz' isn't supported.
● SELECTステートメントは、ステートメントがRAND()関数を使用すると、失敗することがあります。
  ・次のエラーメッセージがクライアントに発生します。
   ERROR 1815 (HY000): Internal error: IDB-2045: At least one PrimProc closed the connection unexpectedly.
● SELECTステートメントは、WHERE条件にvarchar_col < char_colが含まれている場合、
 大きなテーブルで誤った結果を返す可能性があります。
● columnstore_select_handler=ONが設定されている場合、SELECTステートメントは、WHERE条件の
 述部がウィンドウ関数の結果に依存するエイリアスを使用すると、誤った結果を返します。
● columnstoreAlias.shスクリプトは、単一ノードのColumnstoreのログイン時にエラーを発生させます。
プラットフォーム
エンタープライズライフサイクルに合わせて、MariaDB Enterprise ColumnStore 6.2.2は
以下に対して提供されています。
・CentOS 7 (x86_64)
・CentOS 8 (x86_64)
・Debian 9 (x86_64)
・Debian 10 (x86_64)
・Red Hat Enterprise Linux 7 (x86_64)
・Red Hat Enterprise Linux 8 (x86_64)
・SUSE Linux Enterprise Server 12 (x86_64)
・SUSE Linux Enterprise Server 15 (x86_64)
・Ubuntu 18.04 (x86_64)
・Ubuntu 20.04 (x86_64)

MariaDB Enterprise ColumnStore 6.2.2のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/docs/release-notes/mariadb-enterprise-columnstore-6/6-2-2/

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