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MariaDB Enterprise Server 10.5.5-3 GA版(リリース日:2020年9月8日)

注意
MariaDB Enterprise Server 10.5では、"mysql"コマンド名は"mariadb"コマンド名に置き換えられます。
古い名前との下位互換性を維持し、混乱を回避するために、シンボリックリンクが用意されています。

主な変更点
・非推奨になったInnoDB設定パラメーター:
  ・innodb_thread_concurrency
  ・innodb_commit_concurrency
  ・innodb_replication_delay
  ・innodb_concurrency_tickets
  ・innodb_thread_sleep_delay
  ・innodb_adaptive_max_sleep_delay
・システムテーブルmysql.global_privからシステムユーザーmariadb.sysのUPDATE権限を削除しました。
・Spiderストレージエンジンは、ODBCラッパーのパラメータードライバーとfiledsnを許可するように
 なりました。システムテーブルspider_link_mon_servers、spider_tables、spider_xa_member、
 spider_xa_failed_logが更新されました。
・SHUTDOWN_WAIT_FOR_SLAVESの設定がSHUTDOWN権限のみを必要とし、汎用のSUPER権限を
 必要としなくなりました。

ストレージエンジンの変更
・本リリースには、Enterprise ColumnStore 1.5.3(プラグインバージョン1.5.3.2)が含まれています。
・本リリースには、ODBC Wrapperサポートを含むEnterprise Spider 3.4が含まれています。
・本リリースには、MariaDB Xpand 5.3.11-rcが含まれています。

修正されたバグ
<データ損失が発生する可能性があるもの>
・InnoDBの二重書き込みのリカバリはデータページを破壊する可能性があります。
・外部キーチェックを無効にして外部キー制約に違反した後に、プライマリキーを変更しようとすると、
 InnoDBテーブルが消える可能性があります。
・DROP INDEXの後にInnoDBテーブルが破損する可能性があります。
・CHAR列を拡張するためのALTER TABLEは、インスタントであることが誤って許可されました。
・同時DMLトランザクションでADD PRIMARY KEYを実行した時にデータが矛盾する可能性があります。

<クラッシュまたはハングを引き起こす可能性があるもの>
・FLUSH TABLES .. FOR EXPORTでのInnoDBデッドロック
・InnoDBデータファイルの拡張子はクラッシュセーフではありません。
・innodb_log_optimize_ddl=OFFはクラッシュセーフではありません。
・パラレルワーカー、STOP SLAVE、FLUSH TABLES WITH READ LOCKを含むデッドロック
・特定のサブクエリパターンを含むSQLクエリを実行するとクラッシュします。
・KILLが実行された時にMariaDB Enterprise Clusterノードがクラッシュする可能性があります。
・FLUSH PRIVILEGESの実行時にクラッシュする可能性があります。
・サーバーは--plugin-load-add=server_auditで起動するとハングする可能性があり、mysql.pluginの
 レコードは存在しないライブラリを参照します。
・サーバーは、MariaDB Server 10.3からのアップグレード後、ストアドプロシージャの
 SHOW CREATE PROCEDUREでクラッシュします。
・ラッパーodbcを使用したCREATE TEMPORARY TABLE .. ENGINE=SPIDERでのクラッシュ

<予期しない動作を引き起こす可能性があるもの>
・OSの日時を逆に更新すると、サービスのシャットダウンが失敗します。
・ALTER TABLE .. ANALYZE PARTITIONは、パーティションではなくInnoDBテーブル内の全ての
 行の読み取りとロックが原因で、エンジンに依存しない永続的な統計情報が有効になっている場合に
 巨大なテーブルに対して数時間実行する可能性があります。
・UPDATE権限がデータベースレベルに存在し、SELECT権限がテーブルレベルに存在する場合、
 UPDATEが権限エラーで失敗する可能性があります。
・MariaDB Server 10.2、10.3、10.4の最新リリースについて、書き込みが多いベンチマークで
 特定されたレイテンシとスループットのリグレッション。
・インスタントALTER TABLEでのROW_FORMATの不一致。
 innodb_default_row_formatがCREATE TABLEとALTER TABLEの間で変更された場合、
 インスタントのADD/DROP/REORDER COLUMNが誤ったROW_FORMATで
 ダミーテーブルオブジェクトを作成する可能性がありました。
・Windows OSを使用している場合、大きなインスタンスでInnoDBのシャットダウンが遅い。
・MariaDB 10.5.4で導入されたパフォーマンスリグレッションの修正。
・sql_mode=ORACLEの場合、バイナリログのポイントインタイムリカバリが構文エラーで
 失敗します。
・レプリケーションは、sql_mode=ORACLEの場合、CREATE .. SELECT時に
 ER_SLAVE_CONVERSION_FAILEDで中止されます。
・丸め関数が間違ったデータ型を返します。
・PAM v2プラグインがゾンビプロセスを生成します。
・Xpandプラグインがロードされている場合、S3 Storage Engineはロードに失敗します。
・MariaDB Enterprise Audit使用時のパフォーマンスリグレッション。
・InnoDB I/Oスレッド数の変更はシステム変数に反映されません。
・監査プラグインのパフォーマンスのリグレッション。

<インストールまたはアップグレードに関連するもの>
・UNINSTALL PLUGINとUNINSTALL SONAMEは、そのライブラリファイルが存在しない場合、
 実行できません。

MariaDB Enterprise Server 10.5.5-3のリリースノート(MariaDB社ウェブサイト):
https://mariadb.com/docs/release-notes/mariadb-enterprise-server-10-5-5-3-release-notes/

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