MySQLニュース

Percona Server 5.7.17-11がリリースされました

オリジナル版:
https://www.percona.com/doc/percona-server/5.7/release-notes/Percona-Server-5.7.17-11.html

2017年2月3日に、Percona Server 5.7.17-11がリリースされました。
同製品は、Percona Server 5.7のGeneral Availability版(一般公開版)の最新バージョンとなります。

New Features(新たな特徴)

*Percona Server for MySQL has implemented support for per-column VARCHAR/BLOB compression 
 for the XtraDB storage engine. This also features compression dictionary support, 
 to improve compression ratio for relatively short individual rows, such as JSON data.
 
 Percona Server for MySQLは、XtraDBストレージエンジンのための
 カラム毎のVARCHAR/BLOB圧縮機能のサポートを実装しました。これは、JSONデータのように、
 比較的個々の短い行の圧縮率を向上するための、圧縮ディクショナリサポートも備えています。

*Kill Idle Transactions feature has been re-implemented by setting a connection socket 
 read timeout value instead of periodically scanning the internal InnoDB transaction list. 
 This makes the feature applicable to any transactional storage engine, 
 such as TokuDB, and, in future, MyRocks. This re-implementation is also addressing 
 some existing bugs,including server crashes: #1166744, #1179136, #907719, and #1369373.
 
 Kill Idle Transactions機能は、内部InnoDBトランザクションリストを定期的にスキャンする代わりに、
 タイムアウト値を読み取る接続ソケットを設定することによって改めて実装されました。
 この機能は、TokuDBのようなトランザクションストレージエンジンに、そして将来的にはMyRocksに、
 適用されます。この再実装はサーバクラッシュを含めた幾つかの既存のバグにも対応しています。


Bugs Fixed(バグの修正)

*Repeated execution of SET STATEMENT ... FOR SELECT FROM view could lead to a server crash. Bug fixed #1392375.

 SET STATEMENT ... FOR SELECT FROM view文を繰り返し実行すると、
 サーバが落ちてしまう問題を修正しました。

*CREATE TEMPORARY TABLE would create a transaction in binary log on a read-only server. Bug fixed #1539504 (upstream #83003).

 CREATE TEMPORARY TABLEは、read-only専用のサーバ上のバイナリログに、
 トランザクションを作成していた問題を修正しました。

*Using per-query variable statement with subquery temporary tables could cause a memory leak. Bug fixed #1635927.

 サブクエリテンポラリテーブルでper-query変数を使うと、
 メモリリークを引き起こしてしまう問題を修正しました。

*Fixed new compilation warnings with GCC 6. Bugs fixed #1641612 and #1644183.

 GCC6での新しいコンパイル警告が修正されました。

*TokuDB was using wrong function to calculate free space in data files. Bug fixed #1656022 (#1033).

 TokuDBが誤った関数を使用してデータファイル内での空き領域を計算していた問題を修正しました。

*CONCURRENT_CONNECTIONS column in the USER_STATISTICS table was showing incorrect values. Bug fixed #728082.

 USER_STATISTICSテーブルのCONCURRENT_CONNECTIONSカラムに誤った値が表示されていた問題を修正しました。

*Audit Log Plugin when set to JSON format was not escaping characters properly. Bug fixed #1548745.

 JSONフォーマットに設定されていると、Audit Log Pluginは、
 文字を正しくエスケープできなかった問題を修正しました。

*Percona Server cmake compiler would always attempt to build RocksDB even if -DWITHOUT_ROCKSDB=1 argument was specified. Bug fixed #1638455.

 Percona Serverのcmakeコンパイラは、-DWITHOUT_ROCKSDB=1であると指定されていた場合でも、
 必ずRocksDBをビルドするようになっていた問題を修正しました。

*Lack of free pages in the buffer pool is not diagnosed with innodb_empty_free_list_algorithm set to backoff (which is the default). Bug fixed #1657026.

 バッファプール内の空きページがないと、innodb_empty_free_list_algorithmが
 バックオフ(デフォルト値)に設定されていると診断されません。

*mysqld_safe now limits the use of rm and chown to avoid privilege escalation. chown can now be used only for /var/log directory. Bug fixed #1660265. Thanks to Dawid Golunski (https://legalhackers.com).

 mysqld_safeは権限エスカレーションを避けるために、rmやchownコマンドを使用することを
 制限するようになりました。chownは/var/logディレクトリにのみ、使用できるようになりました。

*Renaming a TokuDB table to a non-existent database with tokudb_dir_per_db enabled would lead to a server crash. Bug fixed #1030.

 tokudb_dir_per_dbを有効にしてTokuDBテーブルを存在しないデータベース名にリネームすると、
 サーバが落ちてしまう問題を修正しました。

*Read Free Replication optimization could not be used for TokuDB partition tables. Bug fixed #1012.

 Read Free Replicationの最適化が、TokuDBパーティションテーブルに使用できなかった問題を修正しました。


Percona Server 5.7.17-11 の変更点を全て確認したい場合は、以下の Release notes を参照して下さい。
https://www.percona.com/doc/percona-server/5.7/release-notes/Percona-Server-5.7.17-11.html

Percona Server 5.7は、MySQL互換の高性能オープンソースデータベースとして注目されている「Percona Server」の最新の開発バージョンです。Percona Server 5.6の後継バージョンにあたり、様々な機能や特徴があります。また、MySQL5.7の機能も備えています。

Percona Server 5.7には、以下のような特徴があります。

・MySQL5.7にはない、サーバ変数やパラメータ変数の追加
・インデックス毎、ユーザ毎といった細かな統計情報
・高性能フラッシュストレージとの親和性強化
・PAM認証、監査ログ、スレッドプールなどの実装
・高性能なストレージエンジンの実装
・その他、全体的なパフォーマンスの強化(オプティマイザ、スケーラビリティなど)

Percona Server 5.7には、上記以外にも様々な特徴があります。詳細については、下記URLを参照してください。
https://www.percona.com/doc/percona-server/5.7/feature_comparison.html

新たなサーバにPercona Server 5.7をインストール、または利用中のPercona ServerからPercona Server 5.7にアップグレードする際の情報については、以下を参照してください。
https://www.percona.com/doc/percona-server/5.7/index.html#installation

下記のダウンロードページから、Percona Serverのソースコード及び多数のプラットフォーム用バイナリが入手可能です。
https://www.percona.com/downloads/Percona-Server-5.7/LATEST/

以上

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