MySQLニュース

MySQL Community Server 5.6.34がリリースされました

オリジナル版:http://lists.mysql.com/announce/1119

2016年10月12日に、MySQL Community Server 5.6.34がリリースされました。同製品は、General Availability(GA版)となります。

Changes in MySQL 5.6.34(主な変更点)

 Packaging Notes(パッケージ関連)

      * RPM and Debian packages now create the
        /var/lib/mysql-files directory, which is now the default
        value of the secure_file_priv system variable that
        specifies a directory for import and export operations.
        (Bug #24709892, Bug #24761774)
        
        RPMとDebianパッケージは/var/lib/mysql-filesディレクトリに作成されるようになりました。
        そのディレクトリはインポートやエクスポート操作のためにディレクトリを指定する
        secure_file_privシステム変数のデフォルト値です。(#24709892, #24761774)

 Security Notes(セキュリティ関連)

      * Incompatible Change: The secure_file_priv system variable
        is used to limit the effect of data import and export
        operations. The following changes have been made to how
        the server handles this variable:
        
        非互換性の変更:secure_file_privシステム変数は
        インポートやエクスポートデータの効果を制限するために使用されています。
        以下の変更点は、サーバがどのようにこの変数を処理しているかを示しています。

           + secure_file_priv can be set to NULL to disable all
             import and export operations.
             
             secure_file_privは全てのインポートやエクスポートの操作を無効にするために、
             NULLにセットします。

           + The server checks the value of secure_file_priv at
             startup and writes a warning to the error log if the
             value is insecure. A non-NULL value is considered
             insecure if it is empty, or the value is the data
             directory or a subdirectory of it, or a directory
             that is accessible by all users. If secure_file_priv
             is set to a nonexistent path, the server writes an
             error message to the error log and exits.
             
             サーバは起動時にsecure_file_priv値をチェックし、値が安全なものでない場合、
             エラーログに警告を出力します。NULLでない値は、それが空である場合、
             もしくはその値がデータディレクトリかそのサブディレクトリである場合、
             もしくは全てのユーザからアクセスできるディレクトリである場合に、
             安全な値ではないとみなされます。
             もしsecure_file_privが存在しないパスにセットされた場合、
             サーバはエラーログにエラーメッセージを出力し、落ちてしまいます。

           + Previously, the secure_file_priv system variable was
             empty by default. Now the default value is platform
             specific and depends on the value of the
             INSTALL_LAYOUT CMake option, as shown in the
             following table.
             
             以前は、secure_file_privシステム変数はデフォルトで空でしたが、
             今では下記のとおり、特定のプラットフォーム固有であり、
             INSTALL_LAYOUT CMakeオプションの値に依存しています。
             
             INSTALL_LAYOUT Value    Default secure_file_priv Value
              ---------------------  ------------------------------------------------
               STANDALONE, WIN        NULL
               DEB, RPM, SLES, SVR4   /var/lib/mysql-files
               Otherwise              mysql-files under the CMAKE_INSTALL_PREFIX value

           + To specify the default secure_file_priv value
             explicitly if you are building from source, use the
             new INSTALL_SECURE_FILE_PRIVDIR CMake option. To
             specify a directory for the embedded server, set the
             new INSTALL_SECURE_FILE_PRIV_EMBEDDEDDIR option. Its
             default value is NULL. (Bug #24679907, Bug #24695274, Bug #24707666)
             
             もしソースからビルドする場合にsecure_file_priv値をデフォルトで指定するためには、
             新しいINSTALL_SECURE_FILE_PRIVDIR CMakeオプションを使用してください。
             組み込みサーバ用のディレクトリを指定するためには、
             新しいINSTALL_SECURE_FILE_PRIV_EMBEDDEDDIRオプションを使用してください。
             そのデフォルト値はNULLです。(#24679907, #24695274, #24707666)

    Functionality Added or Changed (機能の追加と変更)

      * yaSSL was upgraded to version 2.4.2. This upgrade
        corrects issues with: Potential AES side channel leaks;
        DSA padding for unusual sizes; the
        SSL_CTX_load_verify_locations() OpenSSL compatibility
        function failing to handle long path directory names.
        (Bug #24512715, Bug #24740291)
        
        yaSSLはバージョン2.4.2にアップグレードされました。
        このアップグレードは、Potential AESサイドチャンネルの漏えいや
        異常なサイズのDSAパディングという問題を修正します。
        また、OpenSSL互換機能であるthe SSL_CTX_load_verify_locations()が、
        長いパスのディレクトリ名を操作するのに失敗していた問題を修正しました。
        (#24512715, #24740291)
        
        
上記以外にも、さまざまな変更やバグ修正が行われています。それらを全て確認する場合は、下記リリースノートを参照して下さい。

http://dev.mysql.com/doc/relnotes/mysql/5.6/en/news-5-6-34.html

 

MySQL5.6は、世界的に注目されているオープンソースデータベース「MySQL」の1つ前の開発バージョンです(最新はMySQL5.7となります)。MySQL5.5の後継バージョンにあたり、様々な機能や特徴があります。

・セキュリティ機能の向上(mysql_config_editorの実装、SHA-256のサポート)
・InnoDB、オプティマイザ、レプリケーション、パーティショニングの性能向上
・GTID(Global Transaction ID)の実装
・Performance_schemaの機能強化 
・オンラインDDLの実装

MySQL5.6には、上記以外にも様々な特徴があります。詳細については、下記URLを参照してください。
https://dev.mysql.com/doc/refman/5.6/en/mysql-nutshell.html

新たなサーバにMySQL5.6をインストール、または利用中のMySQLからMySQL5.6にアップグレードする際の情報については、以下を参照してください。
https://dev.mysql.com/doc/refman/5.6/en/installing.html

下記のダウンロードページから、MySQLのソースコード及び多数のプラットフォーム用バイナリが入手可能です。
http://dev.mysql.com/downloads/mysql/

その他、ご不明な点がございましたら、以下の公式リファレンスマニュアルをご利用いただけます。
http://dev.mysql.com/doc/refman/5.6/en/

以上

MySQLや関連ソリューションに関するお問い合わせ、お見積などがございましたら、ご連絡ください。

お問い合わせ各MySQL保守サービス見積依頼スマートスタイルOSSストア

ページトップへ